インナーを気にせず1枚でも着られる、深すぎないVネック。タートルネックを重ねたときにバランスがとりやすいだけでなく、コートの下に仕込んでもネックラインが干渉しにくいため、レイヤードにも好都合。
GISELe 連載企画 Vol.26
ボタンの扱い方次第で、
プルオーバーやストールのようにも活用できる
ニットカーディガン。
着まわし力に長けているから、
強い印象になりがちな
鮮やかな色をとり入れるのにうってつけ。
ADAM ET ROPÉ×GISELe別注色の
赤ニットを味方につけて、
これからのスタイリングを思いのままに。
KNIT
CARDIGAN
「ラフさと女っぽさを
あわせもった
絶妙なトーン」
気楽なボトムもカジュアルに転ばず、白や黒と合わせても強く見えない。浅すぎず渋すぎない発色が使いやすさの秘訣。
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NECKLINE
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BUTTON
存在感はあるのに悪目立ちしない、ブラウンベースのマーブルボタンがさりげないアクセントに。
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SLEEVE
ドロップショルダーと丸みを帯びたそでのフォルムが、強気な発色に隙をメイク。アームホールにはアウトキリングがほどこされ、適度なメリハリとして作用。
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POCKET
大きめのフロントポケットつきだから、実用性も申し分なし。幅広に設定されたポケット口が視線を上に引き上げ、腰位置を高く見せる効果も。
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CUFFS
手の甲にかかるくらいの長めのそで丈。キュッとすぼまったそで口のワイドなリブによって、手首まわりにニュアンスを演出。
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FABRIC
カシミヤ・ウール混でやわらかくなめらかな肌ざわり。ハリのある地厚すぎない生地感だから、中や上に重ね着してももたつきにくい。洗濯機で洗えるのもうれしいポイント。
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STYLE01:
「トップスとして1枚で」潔くデコルテをのぞかせて
トラディショナルな上下を女らしくともするとほっこり転びがちな、赤とブラウンチェックのクラシカルな装い。Vネックでキレを促して、王道トラッドをシャープに昇華。
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STYLE02:
「深みを出せるレイヤード」波長の合う茶系コートにひそませて
白シャツ×デニムの味気なさを払拭中にも上にも服を重ねることで、華やかな赤ニットを手軽に印象操作。今季注目の集まるミドル丈のコートからはみ出さない、長すぎない丈感も使い勝手に直結。
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STYLE03:
「ストール感覚で自在に」前開きニットの持ち味が生きる
小物的なさし色づかい肩がけしたり、手に持ったり、バッグに引っかけたり。「着る」以外の用途の豊富さはカーディガンならでは。
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STYLE04:
「デザインのゆるさを活用」ハードな配色に抜けを生む
リラクシーなフォルムと首元ほどよくゆとりをもたせたシルエットが、ストイックなバイカラーのとっつきにくさを軽減。タートルネックにも重ねやすい、V字の開きぐあいも肝。
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STYLE05:
「シャツさながらに仕込む」着ぶくれしらずな厚みを利用して
レイヤードスタイルに新風を冬によくやる重ね着を応用。ボリュームニットの下に、シャツのかわりにカーディガンを合わせて新鮮味と意外性を加算。甘くなりがちな白×ピンク配色の引き締め役も兼任。
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ブラウンパンツ/STYLEMIXER
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ミニフリル巾着バッグ/ロデスコ
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ビットローファー/ピシェ アバハウス
- 眼鏡/スタイリスト私物
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グレーロゴスエット/イエナ
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黒スカート/スローブ イエナ
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ブラウンバッグ/STYLEMIXER
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黒ブーツ/オリエンタルトラフィック
- ベレー帽/スタイリスト私物
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黒ニット/BLACK BY MOUSSY
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レザーパンツ/スピック&スパン
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サンダル/ラルート
- 手に持ったストール/スタイリスト私物