GISELe 連載企画 vol.25
タイムレスな色だからこそ、
季節の変わり目にも頼りになるモノトーン。
とはいえ無難に見えない目新しさは譲れないから、
わかりやすく気分転換を図れる
配色のアップデートが有効。
白と黒、そして今季注目度の高いグレーも軸に加えて、
“色で遊べるスタイリング“の幅を拡大!
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白に深みをもたせたいから
▶「渋みを強めて」マスタードイエロー白と合わせてもベージュほどコンサバに傾かず、鮮やかな黄色ほど派手に見えないマスタード。自然なシワ感も手伝ってプリーツスカートの甘さが落ち着き、大人に似合うバランスに。
深いサイドスリットで
タックインせずともメリハリづけニット帽とレザーシューズ。少量の黒で挟んで、ゆるいIラインを心地よく引き締め。後ろ丈長めのロンTで気になるヒップラインもカバー。
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上品なムードは生かしたいから
▶「デザインも端正に」クラシックグリーングレーが持つ品のよさや金ボタンも相まって、気品漂うジャケットスタイル。落ち着いた深いグリーンを加えることで、全体の趣はそのまま、いやみのない華やかさを上乗せできる。
行儀のいい高めのネックで、
きちんとした印象をあと押し足元にかけて濃度を深めたグラデーション配色。スカートとブーツに濃い色を置くことで、膨張して見えやすい淡色のボアジャケットが引き締まり、バランスのとれた仕上がりに。
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濃厚な2色にニュアンスをつけたいから
▶「さりげなく効かせて」サーモンピンクメンズライクなタックパンツと、スエットのような質感のニットカーディガン。ピンクのロンTをはさんだワンクッションで、ややラフな上下に抑揚と少しの女性らしさをメイク。
シックな配色にぬくもりを生む、
ウエスタンブーツもアクセントカーディガンのそで口から、意図的にピンクを引き出すひと手間が有効。肌から浮かないニュアンスカラーだから、悪目立ちする心配もなし。
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長い黒を軽く見せたいから
▶「柄にとけ込ませて」ダークグリーン清涼感のあるストライプシャツなら、面積の大きなオールインワンと合わせても重く見えずスマートな仕上がりに。黒と通ずる重厚さをそなえた深緑を選び、冷静な雰囲気もキープ。
つまった首元×マキシ丈の息抜きに
足元は軽さを意識夏には1枚で活躍したノースリタイプのオールインワンを、シャツとのレイヤードで秋仕様に。縦じまの視覚効果でロング&リーンも強化。