商品詳細
BIBLIOTHERK×GARDEN/ビブリオテーク×ガーデン/DRAPE BLOUSON EX/GARDEN別注
25AWまで作られていたDRAPE BLOUSON。
26SSからMA-1のディテイルが色濃いものに進化していました。2025年の新年別注でもリリースした、思い入れのある形を最後に、別注として制作。
このブルゾンはビブリオテークを象徴するアイテム。
メンズ服において用いられることの少ないドレーピング、生地の揺れ、流れをデザインとして、メンズらしいプロダクトに落とし込む。女性の色気ではなく男性の、暑苦しい滴る様な色気をビブリオテークからは感じます。
トラックスーツがベースなので夜遊びだってへっちゃら。アホみたいにでかい内ポケットに必需品さえ入れたらば3日は、自宅に帰ることなく生き延びれそうです。
そんな男臭いプロダクトだからこそ生地はイタリアの高級ウールにしました。メーター4000円の在り生地はドメスティックブランドが使う生地としてはかなり高価。
生地はヘルスでもお馴染み、大阪のYUGE FABRIC FARMの生地ハンター、川勝に送ってもらった中から決定。
堅さやハリがそこまで強くないので、流れるようなシルエットに仕上がる。
インラインで制作されていた”DRAPE BLOUSON”を極少数量で生地替えにて別注で制作。
ストリートウェアや都会的なスタイルの象徴とされるトラックスーツには、個人的な先入観が色濃く反映されている。
デザイナー・畑龍之介のワードローブの基盤であった仕立ての良いスーツと対比させる形で、トラックスーツを再解釈。
伝統的なドレーピング技法を取り入れることで、手を包み込むような優美なドレープが生まれ、シルエットはよりおおらかに変化する。
その結果、着る人の無意識に潜む偏見を刺激しながらも、同時に中和するような新たな表現が生み出されている。
BIBLIOTHERK(ビブリオテーク)は、「ニュートラルでアンニュイな人間像」を提案している日本のブランド。
ブランド名の「BIBLIOTHERK」は、ドイツ語で図書館を意味する「BIBLIOTHEK」に龍之介の頭文字である「R」を足した造語。
デザイナーの畑龍之介氏は、アルゼンチン ブエノスアイレスで生まれ、東京都渋谷で育つ。
高校時代はオランダ アムステルダムとドイツ ミュンヘンで暮らしており、その多くの時間を図書館で過ごし、そこでファッションと出会う。
高校時代に親しんだドイツの伝統的なファッションアイテムやワークミリタリーウェアのディテールを取り入れながら、当時感じたという穏やかな時間の流れや精神性をワードローブとして表現している。
多層的な視点を通して、既製服そのものが持つ空気と様々な土地で過ごした記憶がオーバーラップすることでコレクションが完成する。
【素材】
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