GISELe 連載企画 vol.21

これから本格化するアウタースタイルをバランスよく仕上げるために、見直しておきたいのが「中の整え方」。
メリハリがつく質感や重みをはらう形など。
あたたかい服を重ねてもスマートでいれる、
コートの中にあるといいアイテムをリストアップ!
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CASE01:CLASSIC
ゆるみをおさえた
「深いVネックニット」シャープなネックラインを利用して、
軽やかにニットONニット薄くてもあたたかい、ハイゲージのニットカーディガンは、重ね着スタイルに欠かせない1枚。中にタートルニット・外にウールコートを重ねてとことん防寒しても、深いVネックが間に入ることで、凝らずともメリハリがつく。
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CASE02:ONE-TONE
Iラインにとどめて
「白のコーデュロイ」細うねの凹凸感で
淡いワントーンも脱単調カジュアルに転びがちなコーデュロイ素材は、Iラインスカートで取り入れてキレイめに。立体感のある表面で抑揚がつくため、ALL白も簡単にまとまる。ワントーンの緊張感をおさえるために、落ち感のあるロングニットカーディガンをアウターがわりに起用。
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CASE03:MEN’S LIKE
センタープレスが入った
「スラックスに近いデニム」硬派なデニムを味方に、
遊びの効いたトラッドスタイルを実現細身&センタープレス入りの、スラックスにほど近いデザインに更新して、デニムを履く日も大人っぽく。ゆるみをおさえたことにより、ボリューミィなジャケットを合わせても美形なまま。きちんと感が増したデニムも手伝って、鮮やかなカラーニットもキレイなハズしにとどまる。
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CASE04:TASTE MIX
ルーズなスエットで
「ビッグロゴ」胸元の大きなロゴが多彩な
テイストのまとめ役にボアコートやカラーパンツなど、個性派なアイテムの組み合わせをビッグスエットでリラックス。胸元にあしらった大きなロゴで全体が締まるから、いろんなテイストをMIXしても、ちぐはぐにならず絶妙なバランスに。
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CASE05:VINTAGE COLOR
中に重ねる前提で
「白のレースブラウス」甘い白を少量のぞかせて、
渋い配色に適度な華やぎをカバーレイヤードスタイルに向く、コンパクトなブラウスは冬こそ重宝。首元やそでにあしらった微量のレースで飾り気をカバーでき、クラシカルな配色のかたさをほぐせる。ビッグブルゾンでカジュアルにまとめる日も、小さく映えるレースで女性らしさも損なわず済む。
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クルーネックニット/SLOANE
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コーデュロイスカート/ロペ
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ロングブーツ/マミアン
- その他/スタイリスト私物